この資格は、医療事務の業務に必要な知識やスキルを身につけるためのもので、レセプト作成や医療事務コンピュータの操作スキルを評価する資格となります。

医療事務スタッフとして、「医療のIT化」を支える重要な資格です。
この記事では、これから「医療事務OA実務能力認定試験」にチャレンジしようとしている方に向けて、試験の概要や資格取得のメリットについて、詳しくお伝えしていきます。ぜひ参考にしてください。
医療事務OA実務能力認定試験の概要
医療事務OA実務能力認定試験は、全国医療福祉教育協会が主催し、医療事務のコンピュータ操作スキルを認定する資格で、教育用医療事務ソフト「医事NaviⅢ」を使用して試験が行われます。
この試験は、医療保険制度や診療報酬請求に関する基礎知識と、コンピュータでの実務スキルを客観的に評価するものです。
試験内容は、学科問題と実技問題に分かれています。
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学科問題: 医療保険制度や診療報酬請求に関する基礎知識が問われる(合計10問)
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実技問題: 「医事NaviⅢ」を使用しての、診療報酬明細書(レセプト)の作成・出力(外来と入院の2問)
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試験時間: 合計90分(学科30分、実技60分)
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受験資格: 特に制限なし
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試験日程: 毎年8月、11月、3月
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合格基準: 正答率が6割以上で合格(問題の難易度によって変動する場合あり)
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合格率: おおむね60%から80%
医療事務OA実務能力認定試験:受験料
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一般受験: CD-ROM版 7,700円、ダウンロード版10,000円
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団体受験: 7,200円
医療事務OA実務能力認定試験:資格取得のメリット
医療事務の資格を取得することで、以下のようなメリットがあります。
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業務の円滑化: 医療事務の業務には、保険制度や診療報酬制度に関する専門知識が必要です。資格を取得することで、これらの知識を習得し、業務を効率的に進めることができます。
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就職・転職活動の強化: 資格を持つことで、就職や転職活動においてアピールポイントとなり、選考で有利に進めることができます。特に総合病院などでは、資格の保有が求人条件として設定されることがあります。
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資格手当の対象: 一部の勤務先では、資格手当が支給されることがあります。
医療事務OA実務能力認定試験:資格取得のための勉強法
資格取得に向けて、過去問を多く解いていくことが最も効果的な勉強方法です。
医療事務OA実務能力認定試験の過去問は、以下の方法で入手できます。
1. 公式教材の購入
全国医療福祉教育協会が発行する公式教材に過去問が含まれています。市販でも購入可能です。
2. オンラインリソースの利用
無料で過去問や予想問題を提供しているウェブサイトもあります。
例えば、「過去問ドットコム」では、2022年8月公開問題から2021年5月公開問題までの予想問題と解説を無料で公開しています。
3. 講座や通信教育の利用
医療事務関連の講座や通信教育を利用することで、過去問や模擬試験問題を提供してもらえることがあります。これらのリソースを活用することで、試験対策を効率的に行うことができます。

これらの方法を組み合わせることで、過去問を効果的に活用し、試験準備を進めることができます。
私が医療事務の資格を取ろうと思ったきっかけと試験勉強にまつわる体験談
私自身、未経験から医療事務の資格を取得し、現在は総合クリニックでフルタイムで働いています。
医療事務の資格を取ろうと思ったきっかけは、子育て中に病院に通うことが多くなり、医療事務の仕事に興味を持ったことです。医療事務の業務が患者さんや医療機関にとってどれほど重要であるかを知ることで、さらに資格を取ろうという思いが強くなりました。
資格取得の際には、子育てと両立しながら勉強することが大変でしたが、家族のサポートもあり、自分自身も努力を続けました。
試験対策としては、模擬試験を繰り返し解くことで、実際の試験に自信を持つことができました。また、試験合格後は、就職活動において資格取得が大きなアピールポイントとなりました。
現在の職場でも資格取得の経験が生かされており、中でも、レセプト作成や診療報酬請求業務において資格取得の勉強で得た知識が役立っています。
実際に医療事務のスタッフとして勤務をはじめてから、正確なレセプト作成が患者さんの治療費の精算に影響を与えることや、診療報酬請求業務が医療機関の収益に直接影響することを知り、業務に取り組む際の責任感が増しました。
また、資格取得によって得た知識やスキルは、職場での信頼性を高めることもできました。
まとめ
医療事務OA実務能力認定試験は、医療事務の業務に必要な知識やスキルを身につけるための資格です。資格取得によって業務を円滑に進め、就職・転職活動を強化することができます。
勉強法としては、公式テキストや模擬試験を活用し、実務経験を活かすことが重要です。

未経験から医療事務の道に進む方々に、資格取得を通じて自信を持って次のステップへ進んでいただければと思います。最後に、資格取得に向けて頑張ってください。
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