医療事務の資格取得を目指す皆さん、こんにちは。医療事務の資格を持つ30代の子育てママ、てりたまです。3歳の娘を育てながら、総合クリニックで医療事務職員として働いています。
今回は、私が実際に経験した医療事務の独学での資格取得方法と、おすすめのテキスト6選をご紹介します。
子育てや仕事と両立しながら効率的に学習する方法も含めて、詳しくお伝えしていきますね。
医療事務独学のための厳選テキスト6選
1.過去問・予想問題集で実践力をつける
おすすめ:「診療報酬請求事務能力認定試験受験対策と予想問題集」(医学通信社)
この問題集は、過去5回分の試験問題と的中率の高い予想問題が豊富に収録されています。別冊のレセプト作成マニュアルも非常に役立ちます。
2. 診療報酬点数表は医療事務の基礎となる必須アイテム
おすすめ:「診療点数早見表」(医学通信社)
この本は医療事務の聖書とも言える存在です。診療報酬の算定方法がすべて網羅されており、試験問題はすべてここから出題されます。
3. レセプト作成を学ぶ参考書で実務スキルの習得
おすすめ:「レセプト作成テキストブック 医科 令和6年6月版」(社会保険研究所)
この本は、最新の診療報酬改定に対応しており、点数表の基本からレセプト記載のルールまで網羅しています。
具体的な記載例が豊富で、独学でも先生に教わっているような感覚で学習できました。この本で学んだことで、実際の試験でもスムーズにレセプトを作成することができました。
4. 医療関連法を学ぶ参考書で法規の理解を深める
法規は難しそうで避けたくなりがちでしたが、この本はとてもわかりやすかったです。実際の医療現場でどう適用されるのかがわかるので、理解が深まりました。子育ての合間に少しずつ進めるのにも適していて、本当に助かりました。
5. 保険請求の実務の流れを学ぶ参考書で全体像の把握
おすすめ:「最新・医療事務入門 2024年版: 窓口業務から保険請求,統計業務までの実務知識」(木津正昭著)
医療事務の全体像を把握できる本で、窓口業務から保険請求、統計業務まで幅広くカバーしています。
6. 生理機能を学ぶ参考書で医学知識の強化
おすすめ:「図解からだのしくみ大全 ー 健康・病気予防に役立つ人体の構造とはたらき」
豊富な図解でビジュアル的に人体の構造を理解できる本です。
医学知識は苦手でしたが、この本はとてもわかりやすかったです。寝る前のちょっとした時間に読んでいましたが、すんなり頭に入ってきて驚きました。レセプト作成の際の理解度を深めるのにも大いに役立ちました。
効率的な独学の進め方
学習計画の立て方
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全体の流れを把握する(1週間)
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基礎知識を固める(4週間)
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実践力を養う(8週間)
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総仕上げ(4週間)

この計画は約4ヶ月で完了するようになっています。私の場合、1日2時間ほどの勉強時間で、この計画通りに進めることができました。
各参考書の活用法とポイント
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保険請求の実務の流れを学ぶ本:最初に通読し、全体の流れをつかむ
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医療関連法を学ぶ本:各章末の練習問題を活用
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生理機能を学ぶ本:イラストを活用して視覚的に理解
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診療報酬点数表:色分けしたマーカーで項目を分類
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レセプト作成を学ぶ本:実際に手を動かして練習
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過去問・予想問題集:時間を計って解く練習を重ねる
まとめ:あなたも医療事務の道へ
診療報酬請求事務能力認定試験は確かに難しい試験ですが、決して手の届かない目標ではありません。私自身、子育てをしながら合格できたのですから、あなたにもきっとできるはずです!
ポイントをまとめると:
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6冊の参考書を効率的に活用する
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計画的に学習を進める
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隙間時間を上手に使う
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最新の情報に常に注意を払う
医療事務の仕事は、患者さんと医療機関の橋渡し役。人の役に立てる、とてもやりがいのある仕事です。育児や他の仕事との両立も比較的しやすいので、ライフスタイルに合わせて働けるのも魅力の一つですよ。

皆さん、頑張って勉強してください。きっと素晴らしい未来が待っていますよ。一緒に医療事務の世界への第一歩を踏み出しましょう!
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