こんにちは、総合クリニックで医療事務を務める「てりたま」です。
私も子育てをしながら医療事務の資格を取得しましたが、忙しいママにとっては、資格取得までの期間が気になりますよね?

この記事は、これから資格を取ろうと思っている子育てママに向けて、効率よく短期間で医療事務資格を取得するための方法や、そのための時間管理術をご紹介します!
医療事務資格取得までの期間:初心者でも3~6か月で合格できる!
医療事務の資格はさまざまな種類があり、取得にかかる期間も異なります。
最も難易度の低い試験でも約180時間の勉強が必要です。
ここでは、主な医療事務資格と、それぞれの取得に必要な勉強時間の目安と資格取得までの期間をご紹介します。
資格取得までの期間が約3か月:医療事務認定実務者Ⓡ試験
医療事務認定実務者Ⓡ試験
医療事務系試験の中で合格率が60~80%と高く、比較的取り組みやすいとされています。マルチデバイス対応で、勉強しやすいのも特長!
通信講座の場合、1日2時間程度の勉強で、約3ヵ月で取得可能です。
未経験者でも挑戦しやすく、クリニックでの即戦力としてアピールできる資格です。
(ユーキャンで取得可能)
資格取得までの期間が約3か月:医療事務技能審査試験[医科](メディカルクラークⓇ)
医療事務技能審査試験[医科](メディカルクラークⓇ)
全国的に広く知られている医療事務の資格で、これまで170万人が受験し、98万人以上が合格しています。
合格率は約70~80%で、1日2時間の勉強時間を確保すれば、約3ヵ月で取得可能です。
この資格は、診療報酬請求事務の技能だけでなく、窓口業務や接遇のスキルも学べるため、医療事務初心者にとって非常に有用です。
(ニチイで取得可能)
資格取得までの期間が約15か月:医科医療事務管理士Ⓡ技能認定試験
医科医療事務管理士Ⓡ技能認定試験
医療事務の中でも専門的な資格です。
合格率は約50%で、より高度な知識とスキルが求められるため、難易度は高めです。
1日2時間の勉強時間を確保すると、取得には約15ヵ月が必要とされます。
この資格を取得すると、調剤薬局や保険請求審査代行機関など、多岐にわたる職場で活躍することができます。
(ソラストで取得可能)
資格取得までの期間が約11か月半~20か月:診療報酬請求事務能力認定試験
診療報酬請求事務能力認定試験
合格率が約40%前後とされており、医療事務の資格の中で最も難易度の高い試験です。
1日2時間の勉強時間を確保すると、取得には約11ヵ月半から20ヵ月が必要とされるため、初心者にはやや高いハードルとなるかもしれません。
現役の医療事務員がキャリアアップを目的に受験することが多く、資格取得者には手当を支給する医療機関もあります。
難易度は高いものの、資格を取得することでスキルアップや大規模病院への就職に繋がるため、非常に有意義な資格です。
(ヒューマンアカデミーで取得可能)

試験の合格率や勉強時間を参考にして、受ける資格を決めていくのが効率的です!

勉強時間の確保が難しい子育てママには、合格率が高く、勉強にかける時間が短い、毎月資格試験が実施される「医療事務認定実務者Ⓡ試験」がよさそうですね!
短期間で医療事務資格取得する:学習計画を立てる
医療事務の勉強は長期間にわたることが多いですが、事前に学習計画を立てることで、計画的に勉強を進めることができ、結果的に短期間で資格取得が可能となります。

ここでは、学習計画を立てるメリットをご紹介します!
目標が明確になる: いつまでに何をすべきかがわかり、モチベーションアップにつながります。時間の無駄がなくなる: 限られた時間を効率的に使えます。進捗状況が把握しやすい: 計画通りに進んでいるか確認でき、軌道修正もしやすくなります。達成感が得られる: 小さな目標をクリアするたびに自信がつきます。

私も最初は計画なしで勉強を始めましたが、すぐに行き詰まってしまいました。しかし、計画を立てることで着実に前進できるようになりました。
短期間で資格取得:まずは学習時間を捻出するために自分の生活リズムを把握
学習計画を立てるためには、まず自分の生活リズムを把握することが重要です。
1週間の生活を記録する: 仕事、家事、育児、睡眠時間などを詳細に書き出します。
空き時間を見つける: 通勤時間や子どもの習い事の待ち時間など、細かな時間も見逃さないようにします。
集中力が高い時間帯を知る: 朝型か夜型かを把握し、その時間を勉強に充てると効率的です。

私の場合、子どもたちが寝た後の21時から23時が集中できる時間でした。皆さんも生活リズムを見直しながら学習計画を立ててみましょう。
短期間で資格取得:具体的で現実的な目標を設定して最短取得を目指す
学習計画を立てる際には、目標を具体的かつ現実的に設定しましょう。
長期目標を立てる: 例「1年後に医療事務の資格を取得する」
中期目標を設定する: 例「3ヶ月ごとに模擬試験で80点以上を取る」
短期目標を決める: 例「毎週5時間以上勉強する」

現実的な目標設定が大切です。無理な計画は続きません。私も最初は欲張りすぎて挫折しそうになりましたが、家族と相談しながら無理のない学習計画に修正しました。
短期間で医療事務資格取得を取るため:子育てママの時間管理術
学習計画を立てたら、次は実行です。ここでは、子育てママが学習計画を遂行するための時間管理術を紹介します。
隙間時間を活用して学習計画を実行する
隙間時間を上手に使うことで、勉強時間を確保し、学習計画を達成することができます。
通勤時間の活用: 電車での移動時間に教材を読む。
家事の合間の活用: 洗濯物を干しながら用語を声に出して覚える。
待ち時間の活用: 病院の待合室や子どもの習い事の送迎時に問題集を解く。

私は、スマートフォンに医療用語アプリをインストールして、いつでもどこでも学習できるようにしていました。
仕事・育児と勉強を両立させるには?
タイムスケジュールを作る: 家事と勉強のバランスが取りやすくなります。
家族に協力を求める: 夫や子どもにも家事を分担してもらいましょう。
勉強と家事をミックス: 例として、音声教材を聞きながら料理をするなど。

私の場合、夫に週末の家事を担当してもらい、その時間を集中して勉強に充てていました。家族の理解と協力が何より心強かったです。
短期間で医療事務資格取得:時間が足りない方におすすめする集中力アップ法
効率よく勉強するためには、集中できる環境を整えることが大切です。
専用の勉強スペースを作る: リビングの一角や書斎など、勉強に専念できる場所を確保しましょう。
気が散るものを片付ける: スマートフォンは勉強中にサイレントモードにするなど、気が散らないように工夫します。
適度な明るさと温度を保つ: 目や体への負担を軽減するため、適切な環境を保ちましょう。

私はキッチンテーブルの一角を勉強スペースにし、「勉強中」の札を立てて家族に知らせていました。
短期間で医療事務資格を取りたい:時間がない方向けの効果的な学習方法
本格的な勉強に入る前に、どの方法で学習するかを選びましょう。以下の3つの選択肢から、自分に合った方法を見つけてください。
独学vs通信講座vs通学:時間がない方におすすめの学習方法
メリット:自分のペースで学習でき、費用が抑えられる。
デメリット:モチベーション維持が難しく、質問できる相手がいない。
メリット:自宅で学習でき、質問対応があり、教材が充実している。
デメリット:独学より費用がかかり、スケジュールの縛りがある場合もある。
メリット:直接指導が受けられ、仲間ができる。
デメリット:時間の制約があり、費用が高め。

私は子育てとの両立を考え、通信講座を選びました。休日に開催されるスクーリングに参加し、分からないことを質問できたのが良かったです。皆さんも自分の状況に合わせて選んでください。
何を使って勉強する?教材選びのコツ
次に、教材選びのコツをお伝えします。
公式テキスト: 必ず押さえるべき基本書です。
問題集: 繰り返し解いて理解を深めましょう。
過去問題集: 出題傾向を把握するのに役立ちます。
参考書: 苦手分野の補強に使います。
オンライン教材: スマホで隙間時間に学習できます。

私のおすすめは、通勤時間にスマホで単語帳アプリを使うことです。医療用語は量が多いので、少しずつ覚えていくのが効果的でした。
苦手分野の克服法!つまずきやすいポイントとその対策
医療事務の勉強で多くの人がつまずくポイントと、その対策をご紹介します。
対策: 語源から覚える、関連用語をグループ化して覚える。
対策: 基本的な計算方法を徹底的に練習する、実際の診療報酬明細書を見ながら学ぶ。
対策: 要点をまとめたノートを作る、覚え歌を作って記憶する。
私が特に苦労したのは算定でした。毎日15分でいいので計算問題を解く習慣をつけたら、少しずつ克服できました。コツコツ積み重ねることが大切です。

私が特に苦労したのは算定でした。毎日15分でいいから計算問題を解く習慣をつけたら、少しずつ克服できました。コツコツ積み重ねが大切です。
短期間で医療事務資格取得を取るためのモチベーション維持のコツ:長期戦を乗り切るために
資格取得には時間がかかり、モチベーションを維持するのが難しい時もあります。ですが、大丈夫です!私が実践した方法をお教えします。
勉強の中で小さな成功体験を積み重ねる
日々の目標を立てる: 「今日は30分勉強する」など、達成可能な目標を設定します。
達成したら自分を褒める: 好きなお菓子を食べるなど、ご褒美を用意します。
進捗を可視化する: カレンダーにシールを貼るなど、目に見える形で記録します。

私は冷蔵庫に進捗表を貼り、家族と一緒に喜べるようにしていました。子どもたちが「ママ、頑張ってるね!」と言ってくれて嬉しかったです。
同じ目標を持つ仲間を見つけよう
オンラインコミュニティに参加する: SNSやフォーラムで情報交換を行う。
地域の勉強会に参加する: 図書館や公民館で開催されていることがあります。
家族や友人に応援してもらう: 日々の努力を認めてもらえると心強いです。

私は、同じ通信講座を受講している主婦仲間とLINEグループを作り、悩みを共有したり情報交換したりできて、本当に心強かったです。
家族の協力を得るための密なコミュニケーション
目標を共有する: なぜ資格取得を目指すのか、家族に伝えます。
具体的な協力をお願いする: 「土曜の午前中は勉強時間にしたい」など、具体的な協力をお願いしましょう。
感謝の気持ちを伝える: 家族の協力に対して「ありがとう」を忘れずに伝えましょう。
進捗状況を報告する: 家族も一緒に頑張っている実感が持てるようにします。

私の場合、夫婦で週末の家事分担表を作り、お互いの時間を尊重し合えるようになりました。コミュニケーションが円滑になり、家族の絆も深まった気がします。
短期間で医療事務資格を取得:子育てママの医療事務資格取得体験談
ここからは、私自身の医療事務資格取得体験をお話しします。子育てをしながら資格を取得した経験が、皆さんの参考になれば嬉しいです。
苦労したことと工夫したこと
時間の確保: 子どもの急な病気や行事で計画通りに進まないこともありました。集中力の維持: 家事の合間の勉強は気が散りやすく、効率が悪かったです。モチベーション低下: 思うように点数が伸びず、何度か挫折しそうになりました。
朝型生活へのシフト: 朝5時に起きて1時間勉強する習慣をつけました。音声教材の活用: 家事をしながら医療用語を聞き流し、効率をアップさせました。仲間づくり: 同じ目標を持つママ友とLINEグループを作り、励まし合いました。家族カレンダーの活用: 家族全員の予定を共有し、勉強時間を確保しました。ご褒美システム: 小テストで良い点を取ったら、好きなケーキを買うなどしました。
資格取得が私の人生にもたらした変化
自信の獲得: 「やればできる」という自信がつきました。
家族関係の深化: 協力し合うことで、家族の絆が強くなりました。
キャリアアップ: パートから正社員へとステップアップし、収入も増えて経済的に安定しました。
新たな目標: さらなる専門性を求め、診療情報管理士の資格に挑戦中です。
社会貢献: 同じ境遇の方々にアドバイスができるようになりました。

資格取得は、単なるキャリアアップにとどまらず、私の人生観も大きく変えてくれました。今では、新しいことに挑戦する勇気が湧いてきます。
まとめ:あなたも最短で医療事務の資格取得を取得しよう!
資格取得を目指すためには、学習計画を立て、自分の生活リズムを把握し、具体的で現実的な目標を設定して勉強を進めていくことが必要です。
これにより、最短期間での資格取得が可能になります。

特に子育てママの皆さんは、家事・育児との両立という課題がありますが、隙間時間を上手に活用して、ぜひ最短期間で資格を取得してくださいね!
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